臨床研修看護師制度
洛和会ヘルスケアシステムの臨床研修看護師制度の特徴
洛和会ヘルスケアシステムの臨床研修看護師制度(スーパーローテーション・ナース・トレーニング制度)は、1年間で外科・内科・療養・救急(ICU・手術室など)・訪問看護を経験して総合力を高め、専門性の高い看護力を身につける下地作りを行うものです。将来看護部のコアとなる、臨床実践能力を備えたエキスパートナース育成の取り組みのひとつです。
1.看護師資格取得後1年間のローテーション
医師は、6年間の学部教育の後医師免許取得後、2年間のジュニアレジデント制度(新医師臨床研修制度)があり、各診療科をローテーションし総合的な臨床能力を磨きます。洛和会ヘルスケアシステムの臨床研修看護師制度はこの制度にならい、2005(平成17)年度より1年間のコースを導入しました。
2.ローテーションスケジュール(例)
| 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 看護師A | 内科系病棟 | ICU | 手術 | 救急 | 緩和 | 外科系病棟 | 医療・ 介護療養病棟 |
訪問看護 | ||||
| 看護師B | 手術センター | 救急 | 緩和ケア | ICU | 訪問看護 | 医療・ 介護療養病棟 |
||||||
| 看護師C | 外科系病棟 | 内科系病棟 | ||||||||||
| 看護師D | ICU | 手術 | 救急 | 緩和 | 医療・ 介護療養病棟 |
訪問看護 | ||||||
3.ベテラン看護師による実践知の教育
教育指導担当者は、各部署の5~10年以上のベテラン看護師を任命し配置。各部署の教育担当者が定期的に会議をもち、研修生の個性や発達段階、経験内容、学び方の特徴などについて話し合い、経験を重視した実践教育を行っています。
4.週1回研修日を設け振り返りの時間をもつ
1週間の経験を振り返り、専門的知識、技術を深め身につけるために、週1回研修日を設けています。1週間の経験を振り返り、実践的知識と理論的知識の交流による学びが深まるよう配慮されています。
5.厚労省の2009年度モデル事業施設として認定
早期からの取り組みが評価され、厚労省の2009年度新人看護師臨床実践能力向上推進事業選定施設として認定されました。すべての新人看護師を含め、技術研修に積極的に取り組んでいます。
6.プログラム終了後を保障
- 進みたい専門分野への配属希望を、全ての部署(洛和会ヘルスケアシステム内)を対象に出すことができます。 配属は基本的に本人の希望に沿うように行われます。
- 将来のリーダーとしての役割を担う幹部候補生として登録し、給与においても特別職種手当てが支給されます。
- 大学や大学院への進学を希望する場合は、奨学金制度・休職制度を利用することができます。
臨床研修看護師
臨床研修看護師
京都橘大学看護学部[京都府]卒
2010年入職
洛和会の魅力は、病院だけでなく、クリニック、施設サービス、在宅サービス、地域密着型サービス、障害者支援施設、健診センター、保育園と様々な部門と連携・協力しているところだと思います。まさに「ゆりかごから墓場まで」が実現できる場所ではないかと思います。また、24時間365日の救急体制が整っているところも魅力の1つです。狭心症や急性心筋梗塞などに即座に対応できる循環器救急や、小児救急などが整っているため、地域のみなさんは安心して暮らせるのではないかと思います。
私は、臨床研修看護師制度を利用しています。この制度では、1年間に外科・内科、救急、ICU、手術室、緩和病棟、リハビリ棟、訪問看護をローテーションします。私は現在、音羽病院2A病棟に勤務しています。2A病棟は整形外科・形成外科病棟です。手術件数も多く、また、手術を受けられる患者様は不安をたくさん持っておられることと思います。また、術後、今まで自分でできていたことができなくなって、誰かに頼らなければならないという状況に羞恥心や遠慮を感じておられることと思います。そのような患者様の気持ちを少しでも楽にできるように、わかりやすい言葉で説明し、疾患や術後の状態が理解できるように工夫したり、遠慮される方に対してはこちらから積極的に声かけをしていくなどを実践していきたいと思います。
患者様が安心・安楽・安全に入院生活を遅れるように、よりよいケアが提供できるように日々努力していきたいと思います。
臨床研修看護師
岡山大学医学部保健学科[岡山県]卒
2010年入職
洛和会では、入社してすぐに約1週間、新人社員合同合宿研修を行います。事務職や研修医、PT・OP、介護職、保育士など、他職種の方と社会人としての基礎を共に学ぶので、様々な職種の方と仲良くなることができ、実際に仕事が始まっても、友達がたくさんいるので、楽しく仕事をすることができます。
僕は、臨床研修看護師といって、1年間で内科領域、外科領域、救急、ICU、手術室、緩和ケア、リハビリ、訪問看護ステーションをローテートすることになっています。現在は整形外科を3ヶ月勤務することになっています。整形外科には交通事故や転倒などで急に入院し手術をする患者さんが多く、そのため、身体的にも精神的にも手厚い看護が必要です。まだ勤務してから少ししか経っていなくて、慣れないことも多いですが、仕事を親切に教えてくれる頼りになる先輩や、同じ不安や悩みを共有できる同期の仲間とともに、看護師として日々成長できるように、楽しく勉強しています。
休日は、ONとOFFを切り換えて、寺社・史跡巡りをしながら、京都での生活を満喫しています。洛和会では福利厚生も充実しているので、是非一度、病院見学やインターンシップに来てみて下さい。
臨床研修看護師(第5期修了生)
滋賀医科大学医学部看護学科卒
2009年入職 洛和会音羽病院 救命救急センター・京都ER
臨床研修看護師に携わってくださった指導者の皆さま、諸先輩方や勉強熱心な同期の仲間たちに恵まれて無事に1年間の研修を終えることができました。私は現在研修を終えて、救命救急センター・京都ERで働いています。まだまだ叱られてばかりの未熟者ですが、日々発見も多く、楽しい毎日を過ごしています。
就職先に洛和会音羽病院を選んだのは、この臨床研修制度があったからです。学生時代の実習で、自分の視野の狭さを痛感し、急性期・慢性期・在宅にいたるまで、幅広い視点で患者さまを看ることができるようになりたいと思っていた私にはぴったりの制度でした。それぞれのステージの特徴を知ることができ、そこで看護として何が重要なのか考える機会を与えてもらいました。またこの制度を利用して一番良かったことは、「あんな看護師になりたい!」と思う理想としたい先輩方に出会えたことです。これは、実はとってもラッキーなことなんだと思っています。そんな理想に近づけるように、これからも頑張っていきたいと思います。


